2026年3月13日(金)、東京大学安田講堂にて、「大人のためのがんセミナー ~3人のがん患者から学ぶ『病と人生』~」を開催しました。
東京大学安田講堂にて、「大人のためのがんセミナー 〜3人のがん患者から学ぶ『病と人生』〜」を開催しました。本セミナーには約1,000名の申し込みがあり、当日は約850名が来場するなど、多くの関心を集める催しとなりました。
歴史ある安田講堂を会場に、「病と人生」というテーマについて、医療・当事者・学術のそれぞれの視点から考える機会となりました。
本セミナーでは、放射線治療医として長年がん医療に携わってきた中川恵一特任教授(東京大学大学院医学系研究科)をはじめ、俳優として活動しながらがん経験を公表している橋爪淳氏、解剖学者として身体論・人間観に関する発信を続けている養老孟司東京大学名誉教授が登壇しました。
中川特任教授からは、がん医療の進展とともに、患者の人生に寄り添う医療の重要性について講演がありました。また、自身が診断に関わった患者である登壇者との関係にも触れ、医療現場における医師と患者の関係性について紹介がありました。
橋爪氏は「がんと私」をテーマに、自身の経験を踏まえながら、病と向き合う中での心境や社会との関わりについて語りました。
養老名誉教授からは、医学にとどまらない観点から、人間の生き方や死生観についての講演があり、病を通じて人生を捉え直す視点が提示されました。
後半の鼎談では、「人は病とどのように折り合いをつけながら生きていくのか」という問いを軸に、登壇者による意見交換が行われました。医師・患者・研究者それぞれの立場からの発言を通じて、多様な考え方が共有されました。
本セミナーは、がん医療に関する理解を深めるとともに、「病と人生」というテーマについて考える機会となりました。安田講堂での議論が、参加者それぞれの今後の生活や考え方の一助となることが期待されます。






