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当科大学院生の岡瑛子医師の英語論文がJ Radiat Res [2025 (2026 update)-IF:2.1] に掲載されました。

Oka A, Yamashita H, Miki Y, Sawayanagi S, Nozawa Y, Sugahara D, Hayashi T, Suzuki T, Katano A. Efficacy and safety of risk-adapted modified stereotactic body radiotherapy for lung tumors: a single-institution retrospective study. J Radiat Res. 2026 Sep 25:rrag086. doi: 10.1093/jrr/rrag086. Online ahead of print. PMID: 42786599

要旨
本研究では、リスク臓器(OAR)に近接する肺腫瘍に対し、非標準的な分割照射スケジュールを用いたリスク適応型体幹部定位放射線治療(SBRT)の臨床成績および安全性を評価した。非標準的レジメン(56 Gy/7回、50 Gy/10回、60 Gy/10回、48 Gy/6回、35 Gy/5回)を用いてSBRT(既照射野外への再照射を含む)を施行した連続81例(92病変、2008~2025年)を対象に、後ろ向き解析を行った。評価項目は、全生存期間(OS)、がん特異的生存期間(CSS)、無増悪生存期間(PFS)、局所領域無増悪生存期間、局所制御(LC)、およびGrade 3以上の有害事象とした。追跡期間中央値は22.2ヶ月(四分位範囲:12.1~42.9)であり、OS中央値は26.4ヶ月(95%信頼区間:17.2~43.0)、1年および3年OS率はそれぞれ78.6%および44.1%であった。PFS中央値は14.5ヶ月(95%信頼区間:9.4~21.1)、CSS中央値は43.7ヶ月(95%信頼区間:22.7~64.4)であった。LC中央値には到達しなかった。原発性肺癌と転移性肺腫瘍のコホート間で、生存成績に有意差は認められなかった。Grade 3以上の有害事象は10例(12.3%)に認められ、その中にはGrade 5の事象が2例含まれていた。超中心型(ultracentral)腫瘍におけるGrade 3以上の有害事象の3年累積発生率は12.6%であり、各群間で有意差は認められなかった。結論として、分割回数を増やしたリスク適応型SBRTは、中心型および超中心型肺腫瘍に対し、許容可能な有害事象プロファイルを維持しつつ、良好な局所制御成績を示した。しかし、重篤な有害事象のリスクは依然として存在するため、慎重な患者選択とOARへの線量制約の最適化が必要である。